【2024年10月最新】ChatGPT利用者が必ず押さえておくべき機能5選を紹介! | マネルト

※ 本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。

【2024年10月最新】ChatGPT利用者が必ず押さえておくべき機能5選を紹介!

この記事は約10分で読めます。
この記事を要約すると・・・

ChatGPTのGPT-4が「GPT-4 Turbo」に進化し、テキスト入力の最大トークン数が「128,000」まで引き上がった
ChatGPTの「DALL-E3」を使うことで、誰でも簡単に欲しいイラストを生成できる
ChatGPTの「My GPTs」では、目的特化型のオリジナルGPTを作成できる

OpenAI社が開発したChatGPT(Generative Pretrained Transformer/学習済みの文章生成言語モデル)は、最近とんでもない勢いでChatGPT Plus(有料版)加入者向けに新機能を展開しています。

GPT-3.5からGPT-4に最近進化したかと思えば、2023年11月6日に開かれた開発者向けカンファレンス「OpenAI DevDay」では、新モデルの「GPT-4 Turbo」が発表されました。

< GPT-4 Turboになってレベルアップした点 >

  • テキスト入力の最大トークン数が増加
    GPT-4は8,000トークン(一部は最大で約32,000トークン)まで対応していましたが、GPT-4 Turboはそれの4倍である「128,000トークン」まで対応しています。
    このトークン数は、本に換算すれば300ページ分のテキスト量に及びます。
  • GPT-3.5 Turboがグレードアップ
    デフォルトで16,000トークンまで対応できるようになり、特定の生成タスクにおいて38%も性能が向上しました。
  • 学習データが2023年4月までのものとなった
    今までの学習データは「2021年9月」までのものだったので、鮮度の低い情報しか取得することができませんでした。しかし、GPT-4 Turboに進化したことにより、より最新の情報を入手できるようになります。
  • Function callingがグレードアップ
    Function callingとは、ユーザーの命令に応じた関数を簡単に呼べる機能のことです。今回、GPT-4 Turboになったことで「一度のメッセージで複数のアクションを要求」できるように。
    例えば、「猫が寝ているイラストを生成して、その状況を詳細に説明して」と二つのお願いすると、命令文に応じて対応してくれます。

他にもAPI経由で画像を入力できる「GPT-4 Turbo with Vision」や、API経由で画像を生成できるDALL-E 3の「Images API」、API経由で人間の声に近似したボイスを合成できる「Text to speech」などがリリースされました。

※ APIとは「異なるソフトウェア間の機能を共有する仕組み」のこと。要は、自社のプログラムやサービスを他社サービスが使用できるよう設計したものである

ただ、多くの新機能や強化はサービス開発者向けのものであり、アプリやサービスを作らない人間からすると興味を示さないものばかりでしょう。

ぶっちゃけどうでもいいと思います。

そこでこの記事では、比較的新しい実用性のあるChatGPTの機能について解説します。

ChatGPTを有効活用するために必須とも言える便利機能を詳細にまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

ChatGPTの便利な機能5選

ChatGPTを利用する際に知っておくべき便利な機能は、以下の5つです。

  1. プラグイン(※廃止)
  2. DALL-E3(画像生成)
  3. My GPTs
  4. Custom instructions(カスタム命令)
  5. 音声入力&質問

ほとんどの機能が有料の「ChatGPT Plus(20ドル/月)」で使えるものになりますので、無料版を試してみて物足りないと感じたらGPT-4が使えるChatGPT Plusに課金してみましょう。

ChatGPT Plusに加入しておくことで、最新機能が追加された際にいち早くアクセスできるのでおすすめです。

\ 知っているだけで作業効率が上がる便利機能! /

それでは順番に見ていきましょう。

①プラグイン(※廃止)

ChatGPTの便利な機能一つ目は「プラグイン」です。

プラグイン機能は、現在使用不可となっています。

■有料(GPT-4限定)

プラグインとは、ChatGPTの機能を拡張できるツールになります。

▶︎プラグインには様々なものがあり、最大3つまで同時に使用可能

例えば、身近なものを例に挙げれば、スマホがあります。

iPhoneやAndroidといったスマホにアプリをインストールすることで、動画を見たり、SNSで友達とコミュニケーションを取ったりなど、様々な機能を追加することが可能です。

このようにChatGPTのプラグインは、スマホアプリのような機能を果たしてくれます。

プラグインには、以下のようなものがあります。

  • < Pluginpedia >
    600近いプラグインの中から自分が欲しい機能を探せるプラグイン。プラグインを発見できるだけでなく、使い方も教えてくれる。
  • < Video Insights >
    YouTubeの動画を分析し、要点をテキストでまとめてくれるプラグイン。動画を1から10まで見なくて済むので情報収集の効率が良くなる。
  • < daigr.am >
    「データ」と「作成グラフ」を入力するだけで、折れ線グラフや棒グラフ、円グラフなどを簡単に作成できるプラグイン。資料作成にもってこい。
  • < CoinMarketCap Plugin >
    仮想通貨やNFTの情報取得に特化したプラグイン。最新情報を逃さずにチェックできるので、投資や転売に役立つ。

▶︎プラグインストアから気になるプラグインをインストール可能

目的に沿ったプラグインを導入することで、勉強や仕事の作業効率が格段に跳ね上がります。

ChatGPTを自分好みに強化できるので、インストールはマストです。

\ 2023年最新のオススメプラグインが知りたい方はこちら! /

②DALL-E3(画像生成)

ChatGPTの便利な機能二つ目は「DALL-E3(画像生成)」です。

■有料(GPT-4限定)

DALL-E3とは、ユーザーが入力したプロンプト(命令文)に基づいて、高品質な画像を作ってくれる画像生成AIのことを指します。

▶︎DALL-E3は「GPT-4」を選択することで使用可能

例えば、「宇宙空間に建設されたお城を描いてください」とChatGPTに命令したところ、以下の画像が生成されました。

▶︎DALL-E3が生成した「宇宙に浮かぶ城」

この良質なクオリティのイラストが、“ものの数十秒”で作成されます。しかも商用利用は可能です。

以前は4枚のイラストが同時生成されていましたが、現在では1枚のイラストのみ作成されます。

とはいえ圧倒的な制作スピードによる作業時短には変わらないので、これからは人間ではなくAIに任せる分野になりそうです。

③My GPTs

ChatGPTの便利な機能三つ目は「My GPTs」です。

■有料(GPT-4限定)

My GPTsとは、目的に特化したオリジナルのChatGPTを作れる機能のことを指します。

このMy GPTsのすごいところは、プログラミングの知識がないユーザーでも簡単に専門家AIを創造できる点です。

例えば、ChatGPT公式が作成したMy GPTsには、以下のようなものがあります。

  • < Game Time >
    ボードゲームやカードゲームに特化したChatGPT。
  • < Creative Writing Coach >
    あなたの小説やブログ記事などの作品を読んで、フィードバックをしてくれるChatGPT。
  • < Sous Chef >
    好きな食べ物や食材をもとにレシピを考案してくれるChatGPT。
  • < Sticker Whiz >
    作りたいステッカーの特徴を伝えるだけでステッカーを作成できるChatGPT。

自作したChatGPTは、「一般公開」「未公開(自分のみ使用)」か選べます。

将来的には「My GPTs」を使った収益化案も出ているみたいなので、今後のOPenAIには注目ですね。

また、2024年1月には、カスタムGPTsをいつでもチャット欄に呼び出せる「GPTメンション」機能が追加されました。

これにより、一つのチャット欄にて複数の専門家AIを会話に参加させることが可能です。

詳しくは、以下の記事をチェックしてください。

④Custom instructions(カスタム命令)

ChatGPTの便利な機能四つ目は「Custom instructions(カスタム命令)」です。

■無料

Custom instructionsとは、あなたが求める設定や条件をChatGPTに伝えることで、より良い回答結果を得られる機能のことを指します。

▶︎ちなみに、Google ChromeであればChatGPT公式サイトの表記を日本語に翻訳可能

具体的には、以下2点をChatGPTに伝えることで、よりあなたにパーソナライズされた応答が期待できます。

  • あなたの情報を伝える
    職業や目的、意図などを事前にChatGPTへ共有。
  • どのような回答結果が欲しいのか伝える
    表形式や箇条書き形式など、どのような形で返答があれば嬉しいのかをChatGPTへ共有。

例えば、以下のように「Webライターとして活動しているから、表形式で情報をまとめて欲しい」と事前に伝えておくと、

カテゴリや国ごとに人気なアプリを表でまとめてくれました。

このように、Custom instructionsでは、あなた仕様のChatGPTに仕上げることが可能なので、ぜひ試してみてください。

⑤音声入力&質問

ChatGPTの便利な機能五つ目は「音声入力&質問」です。

■有料(GPT-4限定)

2023年11月時点では、ChatGPTのアプリ版のみで利用できます。

なえむ
なえむ

2024年3月にブラウザ版ChatGPTにも追加されたよっ! ただ、ブラウザ版は「ユーザーによる音声質問」ができず、現状はChatGPTが生成した文章を朗読してもらうことしかできないね!

音声でChatGPTに問いかけることで、音声で返答してくれる素晴らしい機能です。

声の異なるキャラクターは、合計で9人存在します。

  • Cove(男性)
  • Breeze(男性)
  • Ember(男性)
  • Spruce(男性)
  • Arbor(男性)
  • Juniper(女性)
  • Maple(女性)
  • Vale(女性)
  • Sol(女性)

好きな声の持ち主との会話は、もはやAI感を感じさせない代物となっており、滑らかな対話を実現しています。

また、音声通話の内容はすべてテキスト化されるので、何に対して会話したのかの履歴を後で確認することも可能です。

この機能は、「文字を打ち込むのが面倒なタイミング」「両手が塞がっているタイミング」などで重宝するでしょう。

▶︎Messeage欄の右側にある「ヘッドホン」アイコンから音声入力可能

▶︎音声入力画面に切り替わったら発話してChatGPTと会話できる

▶︎一通りしゃべり終えると「テキスト形式」で記録が残る

▶︎生成テキストの下部にある「音声マーク」をクリックすると、朗読してもらうことが可能

▶︎アプリ版と同様に、設定から声の主を自由に変更できる

ハンズフリーによるChatGPTとの会話は、「カスタム命令」「DALL-E3」との併用が可能です。

したがって、自分好みのChatGPTに設定し終えた後に、音声会話でイラストや写真を生成できます。

【2024年9月追加】高度な会話機能「Advanced Voice Mode」

ChatGPTの音声会話機能の上位版「Advanced Voice Mode」がリリースされました。

Advanced Voice Modeとは「人間のように自然に会話できるボイスモードのこと」です。

スムーズなやり取りができるだけでなく、リアルタイムで言語を翻訳することができる画期的な機能になります。

詳細は以下の記事で解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

【2024年10月追加】生成された文章を直接編集できる「Canvas」

生成した文章やプログラミングコードを直感的に編集・加工できる「Canvas」がリリースされました。

Canvasでは、通常のUIとは異なるチャット画面が採用されており、Wordのように直接文章を編集することができます。

詳細は以下の記事で解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました