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【激ヤバ】ChatGPTのDALL-E3で画像編集が可能に!使い方やコツについて徹底解説!

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この記事を要約すると・・・

2024年4月、DALL-E3に新しく「画像編集 機能」が搭載
画像編集機能では、ポーズの異なる同一キャラクターの生成、二箇所同時に変更、背景やオブジェクトなど特定箇所の削除、人間や建物などのオブジェクト追加が可能
同一画像に二要素目を追加したり、色を変更したりすることができない

「DALL-E3の最新機能『画像編集』の使い方やコツを知りたい…」
「髪型や表情、体の位置といったポーズの異なる同一キャラクターを作りたいけど、生成方法がわからない…」

そんな方に向けて、この記事でDALL-E3の画像編集方法について解説します。

▶︎DALL-E3に新しく追加された「画像編集機能」

この方法を知っているだけで、マスコットキャラクターやSNS画像、ポストカードなどを驚くほど簡単に生成できるようになるので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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DALL-E3とは?

DALL-E3とは「ChatGPTの有料版で使える画像生成AIのこと」です。

リアルな写真からアニメ風のイラストまで、簡易的なプロンプトを入力するだけであっという間に作成できます。

なえむ
なえむ

正方形・縦長・横長サイズの高品質な画像をものの20秒ほどで生成できるんだよ〜! ちなみに、DALL-E3の料金は「月額20ドル」だよっ!(ChatGPTの全機能解放)

ただ、そんな優秀なDALL-E3には欠点がありました。

それが「パーツの一部を変更した『同じキャラクター』を生成するのが難しい点」です。

例えば、LINEスタンプで複数枚の同一画像が必要なとき、キャラクターの表情を

  • 笑顔
  • ニヤけ顔
  • 困り顔
  • 疑わしい顔

に変更したり、ただの立ち絵だったキャラポーズを

  • グッドポーズ(手の指で「いいね」)
  • ピースポーズ
  • 万歳ポーズ

に変更したくても、プロンプトにかなりの工夫を凝らさないと目的の画像を生成できませんでした。

しかし、2024年4月に追加された「画像編集機能」を使うことにより、その課題を解決し、“キャラクターの特定部位”を容易に変更できるようになったのです。

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画像編集機能の使い方

今回追加された新機能の「画像編集」の使い方は、以下の通りです。

  1. 画像を生成する
  2. 生成した画像をクリックする
  3. 画像編集する

順番に解説していきます。

①画像を生成する

まずはDALL-E3を使用して画像を生成しましょう。

②生成した画像をクリックする

次に、生成された画像のどちらか一方をクリックしましょう。

すると、上部あたりに「選択」「保存」「画像プロンプトを表示」の操作ボタンが表示されるので、『選択』を押下します。

③画像編集する

最後に、変更箇所を指定して、どんな風に変更するかをプロンプトで指定するだけでOKです。

昔は、変更箇所を言語化して正確に伝える必要があったため、言葉の選択を誤った場合に、意図しない箇所が変更されることが多々ありました。

目の前にある物の名称が分からずに、また、説明が苦手なばかりに、「あれ」「それ」などの指示代名詞を多用していた方は、特に苦戦していたことでしょう。

聴者が人間の場合は、抽象的な説明でもなんとなく伝わりますが、AIの場合は誤認に繋がりやすいので。

しかし、今回のアップデートで誰でも簡単に「画像の一部を変換すること」が可能になりました。

精度に関しては、まだまだ改良の余地がありますが、それでも十分に活用できるレベルです。

一例として、変更した猫の画像をご覧ください。

▶︎オリジナル画像

▶︎顔を変更したVer.(顔まわりを指定し、「毛量を増やして」とプロンプトを入力したはずが、なぜか目や鼻が変更される結果に。ただ、オリジナル画像の被写体や背景、雰囲気などは完璧に引き継いでいるので、同一画像の一部を変更したイラストを生成したい場合にはかなりおすすめ)

▶︎お手のポーズVer.(プロンプトは「お手のポーズに変更して」)

ご覧の通り、画像生成機能のクオリティは及第点には達しているとはいえ、まだ不十分です。

しかし、この機能を活用することにより、「指定箇所以外は、DALL-E3による勝手な変更を加えられない」ので、従来のDALL-E3よりは利便性が向上したのではないかと考えます。

\ 昔のやり方はこちら! /
本記事のやり方と過去のやり方を併用すれば、シチュエーションにあったイラストを生成可能に!

【必見】DALL-E3の画像編集のコツ4選

DALL-E3の画像編集機能を使いこなすために、知っておきたいコツについてまとめました。

  1. ポーズの異なる同一キャラクターの生成方法
  2. 二箇所同時に変更する
  3. 背景やオブジェクトなど特定箇所の削除
  4. 要素の追加

順番に解説していきます。

①ポーズの異なる同一キャラクターの生成方法

まずは、以下2枚の画像をご覧ください。

▶︎オリジナル画像。プロンプトは「アザラシの可愛らしいキャラクターを生成して。・フラットアイコン・シンプル」

▶︎アザラシ全体を指定し、「笑顔に変更して」とプロンプト入力した結果

先程の猫の画像とは異なり、なんと全くの別物が生まれました。一体なぜなのでしょうか。

この原因には「領域指定を全体にしたこと」にあります。

▶︎領域指定を全体にした様子

本来、笑顔にしたい場合は、口元のみを指定する必要がありますが、上記画像の場合は、アザラシ全体を指定してしまったため、被写体自体が変更されてしまったのです。

したがって、ポーズの異なる同一キャラクターを生成したい場合は、「変更箇所だけを指定」しなければなりません。

以下が、成功例です。

▶︎口元のみを指定し、「笑顔にして」とプロンプト入力

▶︎すると、笑った表情のアザラシが誕生

変更箇所のみを指定すれば、このように一箇所だけを修正した画像を簡単に生成することができます。

②二箇所同時に変更する

画像編集機能では、一箇所だけでなく、複数箇所を同時に変更させることが可能です。

▶︎オリジナル画像

▶︎トサカと目の変更を指示

▶︎変更後

トサカは消えなかったものの、目を星形へと変更させることに成功しました。

これはこれで良い味が出ているので、良しとします。

続いては、こちらの画像です。

▶︎オリジナル画像

「ひよこの頭に鶏冠(とさか)を生やして、周囲のハートマークを星マークに変更して」とプロンプトを入力すると…

▶︎変更後

トサカを生やすことと星マークへの変更が無事に成功しました。

▶︎星マークを削除したひよこ

もちろん星マークが不要なら削除することも可能です。

③背景やオブジェクトなど特定箇所の削除

新しいDALL-E3では、指定箇所の変更だけでなく、不要な背景やオブジェクトの削除も可能です。

例えば、雑草の上に止まっている蝶を消したい場合…

蝶を指定して、削除の要請をだすと…

2匹の蝶だけをキレイに消すことができます。

もちろん他の部分は全く変わっていないので、より自分好みの画像に近づけることが可能です。

④要素の追加

生成したオリジナル画像に別の要素を付け足すことができます。

例えば、人間や動物、植物、建物など多種多様な要素を追加可能です。

▶︎オリジナル画像

▶︎「橋の上に老夫婦を追加して」とプロンプトを入力すると…

▶︎桜舞い散る幻想的な地に老夫婦が追加された。画風を損なわずに盛り込まれている点が好印象

後から老夫婦を追加したものの、違和感のない一枚となりました。

DALL-E3は、間違い探しの画像を制作する際にも重宝しそうです。

DALL-E3画像編集の注意点2選

DALL-E3の画像編集機能を扱う上で、注意しておきたい事項についてまとめておきます。

  1. 二要素目を追加できない
  2. 色の変更ができない

2024年4月4日時点では、実行できないので気をつけておきましょう。

①二要素目は追加できない

DALL-E3の画像編集機能では、「要素の追加」を行うことができます。

▶︎桜舞い散る古風な風景に「老夫婦」を追加した画像

しかし、この新しく生成した画像に“もう一つの要素を付け足すこと”ができません。

例えば、新しい画像に「(水面付近を指定)空を飛んでいる鯉を追加して」「空を飛んでいる鳥を追加して」と2回に渡りプロンプトを送信しましたが、どちらの指示も反映されませんでした。

他の画像でも複数回試してみましたが、どれもうまくいかなかったため、『2回目以降の要素追加は未対応』ということがわかります。

なえむ
なえむ

今回の検証結果では「2回目以降の要素追加は未対応」と判定したけど、青丸の使い方やプロンプトの入力次第では、もしかしたら2回目以降も要素を追加できるかもしれないから、色々と試してみてね〜

▶︎オリジナル画像の白ひよこ

ただ、要素の追加に失敗した後、別の画像で背景色を変更しようとすると、失敗したと思った要素が追加され、なおかつ赤色で表示されました。

  1. オリジナル画像「白ひよこ」にトサカを生やし、背景のハートマークを削除
  2. 白ひよこの周囲に「音符(♪)」を追加しようとするも失敗
  3. 別の黄ひよこが写る画像の背景色を赤色に変更するよう指示
  4. 赤色の音符が黄ひよこに追加された

もしかすると、「2回目以降の要素追加は反映されずに、まだ一度も要素追加を行っていない画像に反映される」のかもしれません。

実際、同一チャット内で白ひよこと共に生成された未編集状態の黄ひよこに、「背景を赤色にして」と指示すると、赤色の音符が追加されました。

また、別の画像で先程の手順を1から踏んでみると、やはり「紫色の鳥が追加」されました。

そのため、基本的には「同一画像の2回目以降の要素追加は不可能」で、「残ったプロンプト効果がもう一枚の画像に追加される」ようです。

ちなみに、“もう一枚の画像”とは、どちらか一方のことを指します。

「反映されなかったプロンプトが別の画像に適用される」という現象は、役に立つかはわかりませんが念の為覚えておきましょう。

②色の変更ができない

DALL-E3の画像編集機能では、色の変更ができないようです。

▶︎白ひよこの肌色を「ピンク」に変えようとするものの…

▶︎なんら変化しない結果に

▶︎………。

別の画像で試したり、カラーコードで色を表現したりと、試行錯誤しましたが、どれも効果はありませんでした。

▶︎カラーコード

DALL-E3は、色の変更が苦手なようです。

DALL-E3の画像編集まとめ

いかがだったでしょうか。

DALL-E3は元々高品質な画像やイラストを生成することに長けていた生成AIですが、今回のアップデートにより、さらに強化されたと感じました。

以前までは、ちょっとした修正を行うのにも何十回とプロンプトを入力する必要がありましたが、これでさらに効率良く画像を改良できそうです。

  • DALL-E3は、ChatGPTの有料版に登録すると使える画像生成AIのこと
  • 変更箇所のみを指定することが大事。全体ではなく、一部を指定すべき
  • ポーズの異なる同一キャラクターを生成可能
  • 二箇所以上を同時に変更できる
  • 背景やオブジェクトなど特定箇所を削除できる
  • 人物や建物といった要素を追加できる
  • 同一画像の2回目以降の要素追加は反映されない
  • 色の変更ができない

DALL-E3は、月額20ドルの有料版に登録しないと利用できませんが、これだけの機能や性能を保持しているのであれば、課金したとしても余裕で元がとれるのではないでしょうか。

生成AIは日々進化しており、仕事はもちろんプライベートでも活用する機会が増えています。

そのため、これからますます「生成AIを使いこなすスキル」が求められる時代となっていくでしょう。

まだ、画像生成AIのDALL-E3を触ったことがない方は、ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。

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