【最高額は約75億】NFTアート作品の高額取引ランキング5選を紹介!売れる絵の特徴とは? | マネルト

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【最高額は約75億】NFTアート作品の高額取引ランキング5選を紹介!売れる絵の特徴とは?

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この記事を要約すると・・・

単一の作品での最高額NFTアートはBeeple氏が制作した「Everydays – The First 5000 Days」」で、取引額は驚異の『6,930万ドル(約75億円)』となる
「単体の作品の値段」という制約を外せば、「Merge」が高額ランキング一位となり売上合計額は「約9180万ドル(約104億円)」にのぼる
日本におけるNFTデジタルアートの最高額は手塚治虫が手がけた「鉄腕アトム」で、値段は「120ETH(約5,600万円)」となっている

NFTデジタルアート作品は、日本国内はもちろん全世界で大きな盛り上がりを見せています。

数千万円から数億円規模で流通する作品も多く、中には考えられないほどの短期間で資産を形成する事業家も存在します。

そんなNFTアート作品の取引における最高額を知りたい方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、「過去に購入されたNFTデジタルアート作品の高額ランキングを一覧&ランキング形式」でご紹介します。

ぜひ今後のNFTアート制作の参考にしてみてください。

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NFTデジタルアート作品の高額ランキング一覧

世界中で取引されたNFTデジタルアート作品の中で、トップクラスに高額な作品は、以下の5つです。

高額取引ランキング
第1位Beeple:「Everydays-The First 5000 Days」
■値段:6,930万ドル(約75億円)
第2位Julian Assange and Pak:「Clock」
■値段:約5,270万ドル(約58億円)
第3位Beeple「HUMAN ONE」
■値段:約2,890万ドル(約33億円)
第4位CryptoPunk:「#5822」
■値段:約2,370万ドル(約27億円)
第5位CryptoPunk:「#7523」
■値段:約1,170万ドル(約13億円)

※ 左に制作者名、右に作品名を記載

上記の高額取引ランキングは、単体の作品についた値段をもとに作成しています。

1位は、Beeple氏が制作した「Everydays – The First 5000 Days」の75億円です。

ただし、単体の作品の値段、という条件を除けば、1位に輝くのはNFTアーティストのPakが手がけたNFTプロジェクト「Merge」になります。

NFTプラットフォーム「Nifty Gateway(ニフティゲートウェイ)」にて、「mass(マス)」と呼ばれるNFTが大量に販売され、その売上合計額が「約9180万ドル(約104億円)」に上ったのです。

それもわずか2日間での出来事なので、十分すぎる結果ではありますが、なにぶん販売作品数が「312,686点」もあるので、今回の単一作品における高額取引ランキングからは除外しました。

【世界】NFTデジタルアート作品の高額取引ランキングTOP5

2023年時点で高額落札されたNFTアート作品の順位は、以下の通りです。

  1. Beeple:「Everydays – The First 5000 Days」
  2. Julian Assange and Pak:「Clock」
  3. Beeple「HUMAN ONE」
  4. CryptoPunk:「#5822」
  5. CryptoPunk:「#7523」

それでは順番に見ていきましょう。

①Beeple:「Everydays – The First 5000 Days」 約75億円

出典:Beeple:「Everydays – The First 5000 Days

NFTデジタルアート作品の高額取引ランキングにおける第1位は「Everydays – The First 5000 Days」です。

Beeple氏が2007年から2021年にかけて、毎日描き続けた5,000日分の作品をコラージュしたNFTデジタルアートになります。

それぞれのデジタルアートは時系列順に並べられており、彼が描いた歴史がこの一枚に凝縮されています。

その結果、2021年3月に開催されたオークションでは、13年間の集大成に相応しい「6,930万ドル(約75億円)」という超高額な値段で落札されたのです。

②Julian Assange and Pak:「Clock」 約58億円

出典:Julian Assange and Pak:「Clock

NFTデジタルアート作品の高額取引ランキングにおける第2位は「Clock」です。

NFTアーティストのPakが手がけた同作品は、匿名で政府や企業の機密情報・悪事を密告するWebサイト「WikiLeak」の発起人であるJulian Assangeが刑務所で過ごした時間を示しており、Julian Assangeを法的に守るための訴訟費用集めを目的として制作されました。

黒と白を基調としたこのNFTアートは、リアルタイムカウンターとなっているため、毎日の時の流れによって画面の文字が変化します。

そんな同作品は「約5,270万ドル(約58億円)」で購入されました。

③Beeple「HUMAN ONE」 約33億円

出典:Beeple「HUMAN ONE

NFTデジタルアート作品の高額取引ランキングにおける第3位は「HUMAN ONE」です。

1位にランクインしたBeeple氏の作品が、高額ランキングでまたもや名乗りを上げました。

同作品は、デジタルとリアルが共存したハイブリッド型のNFTアートです。

立体のディスプレイに表示される映像は、宇宙飛行士用のヘルメットを着用した人間で、Beeple氏が自由に映像コンテンツを切り替えることができます。

そのため、ディスプレイ内の人間は様々なフィールドを歩き続けることになる、他の作品とは一線を画した特殊なNFTアートとなっています。

そんなHUMAN ONEは、スイスの億万長者ライアン・ツアラーによって「約2,890万ドル(約33億円)」で購入されました。

④CryptoPunk:「#5822」 約27億円

出典:CryptoPunk:「#5822

NFTデジタルアート作品の高額取引ランキングにおける第4位は「CryptoPunkの5822番」です。

CryptoPunkは世界最古のジェネラティブNFTアートと言われており、NFTが流行る前からすでに誕生していました。

※ ジェネラティブNFTとは、いくつかの作品データをもとに、コンピューターのアルゴリズムによってランダムに自動生成されるNFTのこと

発行総数はたったの10,000体で、それぞれの作品にナンバーが割り振られており、レアリティの異なる5種類のキャラクターが存在します。

人間(男性・女性)、猿人、ゾンビ、エイリアンの全5種類が存在し、最も価値のあるエイリアンは1万体中、たったの9体しか販売されていません。

そんな同作品は、ブロックチェーンのテクノロジー会社「Chain」のCEOであるDeepak Thapliyal(ディパク・サプリヤル)によって『約2,370万ドル(約27億円)』で購入されました。

⑤CryptoPunk:「#7523」 約13億円

出典:CryptoPunk:「#7523

NFTデジタルアート作品の高額取引ランキングにおける第5位は「CryptoPunkの7523番」です。

ニット帽とマスク姿で描かれたこのエイリアンは、ちょうどコロナウイルスの時期と被っていたこともあり、現実との類似点に着目して売れたのではないかと思われます。

そんな同作品は「約1,170万ドル(約13億円)」で購入されました。

やはり世界で9体しか存在しないエイリアン型は人気が高いです。

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日本におけるNFTデジタルアート作品の最高額とは?

日本では村上隆せきぐちあいみといった有名アーティストの作品が続々と高額で取引されています。

中でも注目したいのが、手塚治虫が手がけたNFTアート「鉄腕アトム」が『120ETH(約5,600万円)』で購入されたことです。

同作品は、過去に描いた漫画の原稿データで背景やアトムを表現しています。

背景にはカラー原画840枚を配置し、主人公の鉄腕アトムには白黒漫画原稿を4万点以上に切り分けたものが使用されています。

日本発のNFTアートプロジェクト「From the Fragments of Tezuka Osamu(手塚治虫のかけらたちより)」は、日本における最高額を樹立しました。

まとめ

いかがだったでしょうか。

正直、NFTデジタルアートにこれほどまでの値段がつくのかと驚いている人も多いかと思います。

ただ中には、「一部のNFTアートだけが高騰しているだけでしょ。」と邪推する方もいるはずです。

確かに売れないNFTや超低価格で取引されているNFTも存在しますが、私が見てきた作品の中では数万円で売買されている作品も多い印象です。

75億円なんて超高額まではいかなくとも、毎月数十万の利益を確保できれば御の字でしょう。

それだけで生活費の大部分を賄うことができますし、NFTアートにはそれだけ熱狂するファンが存在します。

ですので、少しでも興味を持った方は時代に取り残されないうちにNFTアートに挑戦してみるべきです。

もちろん、必ず毎月安定的な売り上げを出せる保証はないですが、何が売れるのかがわからないのもNFTアートの醍醐味ですので、少なからずチャンスはあるでしょう。

日本や世界にて高額で売れたNFTアートを分析し、自身の創作活動に活かしてみてください。

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